
この悩みにお答えします。
この記事を読んでほしい人
・子供にお金の勉強をさせたい人
・子供にお金を勉強させるためになにをすればいいか分からない人
本記事の内容
・子供へお金の教育をするのは親であるべき理由
・一番身近な親がお金の教育をするべき【お金はオープンにする】
・子供へお金の教育をする方法
本記事の信頼性
自己紹介
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
副業で家計相談のコンサルをおこなっており、実際に報酬を貰っています。
副業ブロガーとして、ブログ運営を開始しました。(2020年4月スタート)
子供へのお金の教育って、自分の親にはされてこなかった人が多いし、自分の子にさせるとしたら悩みますよね。
今回は、子供へのお金の教育をどうやっていけばいいかを分かりやすく説明します。

もくじ
子供へお金の教育をするのは親であるべき理由
親は子供にお金の教育を積極的にしていくことをオススメします。
子供のマネーリテラシー向上は、学校ではなく、親がしっかりと学ばせてください。
子供へお金の勉強をさせるのは親であるべき理由を解説していきますよ。
学校の先生はお金の稼ぎかたを知らない
まず覚えておいてほしいことがあります。学校の先生は、お金の稼ぎ方を知りません。
なぜなら学校の先生は、自分で稼ぐ経験がほとんどない状態で、教壇に立っているからです。
学校の先生の職種は公務員です。公務員の給料は僕たちの税金から出ていますよね。つまり儲ける儲けないという概念ほぼまお人たちなんです。
公務員は日本の仕事の中で最も安定している職業です。給料も良く、福利厚生も充実している状態。この環境では、勉強してお金を増やしてやろうという欲が出にくいですよね。
つまり学校の先生は、お金の稼ぎ方をあまり知らない状態で社会人になっています。教員の金融リテラシーの低さについては、実際に調査されています。
金融知識に関しての自己評価
全体 人数(1200人) %(100%) 平均よりもかなり詳しい 30 2.5 平均よりも詳しい 154 12.8 平均的 463 38.6 平均よりも少し劣る 290 24.2 平均よりもかなり劣る 218 18.2 わからない 45 3.8 引用元:神戸大学経済経営研究所「中学校および高等学校の教員の金融・保険教育に対する意調査」
この表を見ると、「自分はお金に詳しい」と思ってる教師が全体の15%しかいません。これにはびっくりですね。
つまり日本の学校の先生が、お金の知識を教えることは、まだまだできないということです。
もしあなたが、学校の先生がお金の勉強をしてくれると勘違いしているのであれば、すぐに考えを改めてください。
ほとんどの学校の先生がお金に詳しくない状態なので、学校の先生に頼らず、あなたが子供にお金の勉強を教えてあげないと、大人になっても誰も教えてくれない状態になりますよ。
学校は学力や社会性を学ぶ場
そもそも学校の役割は、お金の知識を教えることではありません。学校は学力を上げたり、社会性を学ぶ場だということを覚えておきましょう。
学校の役割
・勉強を分かりやすく教えて、子供の学力を向上させる
・集団生活を経験させて、社会性を身につけてもらう
残念ですが、日本の学校でお金の教育を積極的に導入しているところは少ないです。僕的にお金の勉強は、義務教育で学ぶべき内容だと思いますけどね。
逆にアメリカやイギリスでは、学校でもお金の勉強を積極的に行っています。
どれぐらい積極的かというと、授業カリキュラムに投資の授業があるぐらい。アメリカの子どもたちは、小学生で複利という言葉を知っています。
将来的には日本も学校で、お金について学ぶ授業が増えてくるかもしれないですが、現在は親が子供に教育させないとダメな状況です。

一番身近な親がお金の教育をするべき【オープンにしよう】
学校でお金のことを教えてくれないのであれば、親が子供にお金の教育をしていかなければいけません。
なぜならお金のことを知っていないと、子供が大人になったときに苦労するからですね。1番身近な親が、お金の教育をしていきましょう。
子供が小さいときから、親がお金についてしっかりと教育すると、子供が自主的にお金を貯めたり増やしたりする意識が高くなります。
逆に親からなにもお金について教育を受けていない子供は、浪費癖がついたり、お金をなかなか貯めることができない人が多いですね。
もう1つよくないことがあって、親が子供へお金のことを教えないとダメなのに、家族のお金をオープンにしない、できない家庭が多いです。
オープンにするということは、別に親の給与明細を必ず見せなさいと言っているわけではありません。
子供に「今月はこういう理由でお金が少ないんだよ。」とか「お年玉と児童手当は貯金しておいたからね。」と言ってあげるだけでも構いません。
親が子供に対してお金の話を全然してない家庭が多いのが問題です。親が興味をもって、積極的にお金の話をしないと、子供は絶対お金に興味をもってくれませんよ。

と思う人がいるかもしれませんが、一番身近にいる親だからこそ、お金の話はできるだけオープンにするべきです。そこは少しだけ考え方を変えましょう。

子供へお金の教育をする方法【一緒に楽しくがポイント】
ここまでは、お金の勉強は学校ではなくて親がするべきという話でした。
次は、子供のお金の勉強方法を、具体的に親がどういうしていけばいいかを説明します。
具体的な方法はこちら。
子供のお金の勉強方法
・おこづかい帳をつける
・おつかいをさせてみる
・身近なものでお金に興味を持たせる
おこづかい帳をつける
子供へのお金の教育は、おこづかい帳を付けさせる方法がオススメです。
なぜならおこづかい帳をつけると、子供がお金と向き合う時間を、長く作ることができるからですね。
おこづかい帳の具体的なつけかたはこちら。
おこづかい帳のつけかた
①おこづかい帳をつける条件でおこづかいを渡す
②おこづかい帳をつけきったら追加のおこづかいをあげる
③おこづかい帳をつけなかったらお金を没収する
④年間残高の10%利息を増額する
とてもいい教育方法ですね。僕が子供のころにやってほしかったなぁという内容です。
これの何がいいのかというと、お金を増やす方法が感覚的に分かるし、お金が減ったときは、なぜお金が減ったかのを考えることができます。
もし、無駄遣いをしてお金が減ったのであれば、次は無駄遣いを無くしてみようと、子供が自ら考えることが大切なんですよね。

おつかいをさせてみる【食費の管理】
子供がお買い物に行ける年齢になったら、おつかいさせてみるのもオススメです。
おつかいをさせる理由は、お買い物って大人でも結構大変だというのを分かってもらうためです。
お買い物が大変な理由はこちら。
お買い物が結構大変な理由
・何を買うか計画しなければならない
・予算を決めて、予算内に収まるように買い物しないといけない
最初の方は難しいので、予算とかは考えずに、お買い物をさせるだけで大丈夫です。買い物ってこうやってやるんだという感覚を覚えさせましょう。
最初の買い物をする目的はこちら。
最初のお買い物の目的
・スーパーでの買い物方法を理解させる
・レジの通し方を学ばせる
・スーパーではどんな商品が売ってるのかを学ばせる
少しずつ買い物をさせて、お金の流れを理解させていきましょう。買い物は大人になってもやることだし、早いうちに覚えさせておくといいですよ。
おつかいができるようになったら食費の管理をさせてみよう!
お買い物に慣れてきたら、食費の予算も決めさせる食費担当にしてみましょう。
食費を管理させるメリットは、食費の管理ができれば、家計の大体のお金が管理できるようになるし、なにより考える力が身につきます。
お母さんもかなり助かりますよね。食費管理をさせるメリットはこちらです。
食費管理をさせるメリット
・食品の数を数えれるようになる
・お金の計算ができるようになる
・計画的な行動ができるようになる
・食品の相場が分かる
お買い物は結構数字に触れる場面が多いです。お金に興味をもついいきっかけになると思いますよ。
小さいときから、食品の相場が分かるようになれば、すごいですよね。
僕は、結婚するまで、食材の相場とか全然分かりませんでした。

身近なものでお金に興味をもたせる
子供へお金の興味をもたせるには、家庭でもっと身近にあるもので、お金の教育をすることがおすすめです。
ゲームとかもいいですよ。ゲーム感覚で楽しくお金の勉強ができると、子供の興味が長続きします。
お金の勉強をさせるおすすめのゲーム機はこちら。
ゲームで学ばせるおすすめの方法
①ボードゲーム
②テレビ
③家庭用ゲーム機
①ボードゲーム
みんな楽しいボードゲーム。実はお金の勉強がめちゃめちゃできます。
僕がオススメするボードゲームはモノポリーです。モノポリーは昔からある王道ボードゲームですよね。
モノポリーはざっくり言うと不動産投資をするゲームで、モノポリーをすると子供にこういった教育ができます。
モノポリーを使った教育
・投資が学べる
・お金がなぜ必要かがわかる
・借金の意味が分かる
・計算力が上がる
・交渉力やコミュニケーション力が上がる
子供はゲームの中でしっかり想像させて遊ばせると、だんだんとリアルの世界で物事がつながってきます。
大人もインプットとアウトプットをバランスよくやると、習得が早くなりますよね。子供も同じで、しっかりゲームなどで体験することで知識を習得していきます。

②テレビ
テレビも、お金の勉強をすることができる番組があります。最近はテレビ離れという言葉もよく聞きますが、番組によっては勉強になることが多いですよ。
僕がおすすめするお金や経営の勉強ができるテレビ番組はこちら。
お金や経営の勉強ができるテレビ
・池上彰の学べるニュース
・ガイアの夜明け
・がっちりマンデー
・有吉のお金発見突撃カネオくん
・セブンルール
特に池上彰の学べるニュースはいいですね。政治の回が多いのですが、たまにお金の特集をしてくれます。とても分かりやすく説明してくれますよ。
その他の番組は、企業努力により会社が儲けていく番組が多いです。流行りなのか、以前に比べてお金やビジネス関係の番組が増えてきました。
大人が見ると面白い番組なのは間違いないので、子供が興味をもってくれたら儲けものです。ぜひ一緒に見ていきましょう。
③家庭用ゲーム機
家庭用ゲーム機でもお金の勉強をすることが可能です。子供はまずハマると思うので、親の方で時間調整して一緒に楽しんで下さいね。
おすすめの家庭用ゲームはこちら。
おすすめのゲーム
・シティザスカイライン
・桃太郎電鉄
シティザスカイラインは、街を1から作るゲームです。子供には少し難しいかもしれませんが、大人と一緒にやると楽しく勉強しながらゲームできます。
インフラ整備や税金や人の動線、住民の感情など様々なことを勉強することができます。
桃太郎電鉄はサイコロを振って目的に早くたどり着くのを競います。知らない人がいない大人気ゲームですよね。
そこまでにキングボンビーなどいろいろな邪魔が入って資産を奪ってきます。
このゲームは、地元の特産品や地理を覚えることができるのがオススメです。特産品の相場もなんとなく分かるし、結構桃鉄から学ぶことって多いですよ。
僕が小学生だったときも、よく桃鉄をやっていました。
桃鉄をやっていると、都道府県を覚えたり、特産品を覚えるので、社会科、地理の勉強が得意になりました。
ビジネスの勉強も少しできますね。株とかも桃鉄で知りました。
ゲームをしながら、楽しく学ぶ場面も必要です。時間を決めて、大人と一緒に楽しんでくださいね。
【まとめ】子供へのお金の学習は、親も楽しんで一緒にやろう
今回は子供へお金の教育をするのは親であるべき理由という話でした。
1度まとめます。
まとめ
・子供へお金の教育をするのは親であるべき
・先生に頼らず、親でが子供の教育をしよう
・子供へお金の教育をする方法は様々
・ゲームでも勉強できるので、一緒に楽しんでやろう
お金の勉強で大切なのは、両親が積極的に子供と勉強することです。親が興味がないことを子供がするわけないですからね。
この国がまだまだ学校でお金の教育をさせることに積極的ではない今、親が子供にお金のことを学習させましょう。
お金の勉強はお固い勉強でなくても大丈夫。僕としては楽しみながら学習してほしいです。一緒にゲームをするとか、色々やってみて楽しくで学ばせていきましょう。
子供が興味をもつと、自分から率先して学ぼうとします。子供の自主性は本当にすごいです。まずはここを目指していきましょう。
本日はここまで。