
・保険の正しい選び方を教えてほしい
この悩みにお答えします。
保険に入りたいけど、商品が多すぎて何から手をつけていいか分からないという人は多いのではないでしょうか?
なんとなく言われるがままに意味のない保険に入ってしまい、月々の支払で家計を圧迫してしまっているケースも多くあります。
今回は、とりえあず保険の選び方と考え方はこうしておけばOK!というところを分かりやすく紹介します。
この記事を読んでほしい人
・保険に入ろうか迷っている人
・保険の正しい選び方を教えてほしい人
本記事の内容
■保険の正しい選び方を分かりやすく紹介
①保険はまず4つに分ける
・医療保険
・がん保険
・収入保障保険
・介護保険
②4つの保険が必要か不要か選択する
③月々の支払を確認する
■保険を選ぶときの注意点【搾取されないことが大事】
・営業に丸投げはマジNG【搾取されます】
・ネット申し込みか信頼できる代理店がオススメ
■まとめ【保険は自分が必要だと感じたら入ることが大事】
本記事の信頼性
ポイント
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
大手副業サイトで家計相談の出店をし、コンサルタント業務を行い報酬を貰っています。
過去に30件以上の家計相談を解決した実績があります。
さぁどうぞ!
保険の正しい選び方を分かりやすく紹介
保険の選び方のコツは分ける→選択する→確認するの3つでOKです。
①保険はまず4つに分ける
保険商品は色々な種類がありますが、まずは4つに分けてください。4つはこちら
保険の種類
①医療保険
②がん保険
③死亡保険
④介護保険
①医療保険
ざっくり言うと総合保険です。あなたやあなたの家族が、特定の病気やケガをしたときに、給付金が受け取れます。
各保険会社が色々な商品を出しており、給付金が支払われる条件もかなり変わります。
給付金の条件例
・怪我や病気になって1日目の入院で給付金がでる
・ガン・脳卒中・心筋梗塞の三大疾病になったら給付金が出る
・先進医療になったら給付金が出る
特約といわれるものが色々と付いて、特定の怪我や病気になった場合、給付金がでます。
特約は保険商品によって契約した地点で付与されているもの、オプションとして追加するものがあります。
医療保険の中には掛け捨てのものや、健康だった場合に払戻金として返ってくるものもあります。
②がん保険
医療保険とは違い、ピンポイントでがんになった場合に給付金を受け取れる保険です。

という考え方の保険ですね。
これも給付金や受け取れる条件が保険商品によって様々です。
がん保険の条件
・がんと診断されたら一時金がでる
・がんで入院したら入院日数分の支給が出る
・がんの手術を受けたら支給される
がん保険も保障期間が定められている定期がん保険と、一生涯保障される終身がん保険の2つがあります。
③死亡保険
保険の対象となる方(被保険者)が死亡したとき、または高度障害状態になった場合に保険金を受け取れる保険です。
稼いでいる人が急に亡くなったときに、残された家族の生活を守るために加入する保険です。
死亡保険は色々ありますが2種類から選びます。
死亡保険の種類
・死亡保険→契約した時点で保険金が決まる保険
・収入保障保険→死亡した年齢によって保険金が変わる保険
④介護保険
要介護状態になったときに、給付金を受け取れる保険です。
給付金が支払われる条件が要支援1・2、要介護1~5の7段階になれば支給される商品もあれば、保険会社独自の基準を設けている商品もあります。
介護状態になり、働けなくなった時にフォローしてもらえる保険ですね。
②4つの保険が必要か不要か選択する【人によります】
保険を4つに分けたあとは、あなたにとってその保険が必要か不要かを選択していきます。
医療保険が必要か不要か?
医療保険は必要派・不要派が大きく分かれます。ここはFP(ファイナンシャルプランナー)でも分かれます。
医療保険必要派の意見
・公的医療保険の負担額は今後上がっていく
・加入しておくと貯蓄を切り崩すことがなくなり、貯金がしやすい
現在働いている世代の公的医療保険は原則3割負担ですが、高齢社会になる今後、まだまだ保険料は上がると思うから医療保険は入っておいたほうがいいという意見が多いですね。
また、貯金と保険をハッキリと分けて家計管理していきたいという人も必要派になるのではないでしょうか。
医療保険不要派の意見
・日本の公的医療保険で補えるので保険料がもったいない
・高額医療費制度である程度支払い額が抑えられる
この意見はブログや動画配信サイトなどでもよく見られます。医療保険を払うくらいなら貯金したほうがお金が貯まるという考え方ですね。
上の内容を自分で判断して、医療保険が必要か不要か決めていきます。
がん保険が必要か不要か?
次にがん保険の必要性について考えます。意見はこちら
がん保険必要派
・がんになる可能性は高い
・抗がん剤治療や放射線治療などがんの治療費は高い
がん保険不要派
・公的医療保険で対応できる
・高額医療制度で支払いが抑えられる
・ガンにならなければ保険料を払った分だけ損をする
どちらの考え方も間違ってはないですね。
死亡保険が必要か不要か
死亡保険は主に2つから選びます。
死亡保険の選び方
・死亡保険(契約時に保険金が決まる保険)
・収入保障保険(死亡時に年齢によって保険料が決まる保険)
死亡保険は契約時に保険金が決まる保険です。
例えば、30歳に亡くなったとしても、55歳に亡くなったとしても同じ保険金が給付されます。
収入保障保険は死亡時に年齢によって保険料が決まる保険です。
例えば30歳に亡くなった時と、55歳に亡くなった場合では55歳に亡くなった時の方が保険金が少なくなります。
保険料は死亡保険の方が、収入保障保険よりも割高になります。
死亡保険は、必要派の方が圧倒的に多いです。僕も相談者には契約することを勧めています。
理由は遺族を残して死亡するリスクは大きすぎるから。
不要派の意見も少しありますが、ほとんどが高所得者の意見です。現実的に考えてあまり参考にならないと思います。
介護保険が必要か必要ないか
介護保険は要介護状態と認定されたときに、保険金が支給されます。
死亡したときよりも働けなくなった時の方が支出が高額になり、リスクが大きい。この保険がなければ、一生家計が苦しくなる。
これが流行し、近年契約数が増えています。各保険会社もCMなどで力を入れて売り込みをしていますね。
介護保険の必要派・不必要派の意見がこちら
介護保険必要派
・もし働けなくなった時が怖い
・介護状態になると月々の支払額が厳しくなる
介護保険不要派
・そもそも介護状態になる確率は限りなく低い
・介護保険料を払うのであれば、貯金したほうがいい。
必要派と不要派の意見内容は大体どの保険も似てますね。
必要派は万が一に備えて契約をしており、不要派は自分の資金でやっていく方針がベースです。
あなたがすることは、なんとなく保険に入るのではなく、4つの保険が自分にとって必要か不要かをしっかり見定めていくことが重要です。
③月々の支払を確認する
最後の流れは月々の支払額を確認することです。今までの流れをおさらいしておきましょう。
今までのおさらい
・保険を4種類に分ける
・4つの保険が必要かどうか選択する
・月々の支払額を確認する→今ココ!!
せっかくいい保険を選べたとしても保険料が割高であれば、月々の支払が多くなってしまい、家計を圧迫してしまいます。
この状態は良くありません。
下の表のように、年間・30年後の保険料を比較すると、ものすごい差がでます。
1か月の保険料 | 年間の保険料 | 30年後の保険料 |
1万 | 12万 | 360万 |
4万 | 48万 | 1440万 |
僕の相談者にも、保険料の払いすぎで家計を圧迫している人がたくさんいました。
これから保険に入る予定の人、見直しをする人は4つの保険の合計を1万円台にするようにしてください。
これだけでも家計をかなり助けることができますよ。
下がまとめです。
まとめ
・保険を4種類に分ける
・4つの保険が必要かどうか選択する
・月々の支払額が1万円代になっているか確認する
保険を選ぶときの注意点【搾取されないことが大事】
ここまでは保険の正しい選び方を説明しました。
これからは正しい保険に入るための注意点を説明します。
①営業に丸投げはマジNG【搾取されます】
結論、保険契約を営業に丸投げするのはマジNGです。これをしてしまうとあなたの支払う保険料が上がります。
理由は主に2つ。
丸投げがNGの理由
①営業も自分の生活がある
②営業に頑張ってもらわないといい保険は見つからない
営業員も自分の生活がある
ボランティアで保険営業をしている人は誰一人いません。
営業員も自分の生活がありますので、できる限り売上を伸ばそうとします。
ここで丸投げでお願いしてしまっては、営業にうまくコントロールされ、搾取されてしまいます。
②営業員に頑張ってもらわないといい保険は見つからない
対応策しては丸投げではなく

など、自分の中で大枠を設計していることが重要です。
そうすると営業員も「お、この人は詳しいな」と構えます。また、あなたが契約する意思も感じ取れますし、まず嫌な顔はされないと思います。
嫌な顔をしてくる営業員であれば、その人の器はそんなもんだと割り切って他の人に変えましょう。
営業員も頑張っていい保険を最大限提案してくれると思いますので、確認してみてください。
条件通りの提案がなかった場合は、保留するか諦めて他の所を探したので大丈夫です。
ポイント
・保険契約は営業員に丸投げはマジNG
・自分の中で保険の大枠を設計して、営業員に伝えること
・条件に適した保険がなければ諦める
②契約はネット申し込みか信頼できる代理店がオススメ
保険の契約は、ネット申し込みか信頼できる保険代理店で契約するのがオススメです。
理由は3つ
理由
①対面契約はリテラシーが足りないと搾取される
②対面契約は営業員のスピードに合わせて契約してしまう
③ネット契約や信頼できる代理店は自分の意思で契約できる
1つずつ見ていきましょう
①対人対応はリテラシーが足りないと搾取される
保険以外でもいいです。あなたは過去に契約をしようとするときに、営業員へ意見や反論、主張をしたことがありますか?無い人の方が多いですよね。
ほとんどの人はイエスマンで、営業員の言うとおりに契約をしているのではないでしょうか。
理由は営業員と対等に話せるだけのリテラシーが足りないから。知識があるのであれば、疑問に思ったこと質問することができるし、違和感を感じます。
保険契約は特に内容を理解するのが大変です。明らかに提案する側の営業員の方が強い関係です。
そういう状態で契約をしてしまうと、後から「あ、こういう内容だったんだ」と後悔してしまうケースが発生します。
②対面契約は営業員のスピードに合わせて契約してしまう
対面の場合は営業員が多くのメリットを説明してくるので、契約する方も気分が良くなってきます。
そのままあまり分からない状態であっという間に契約をしてしまい、後悔するパターンもかなりあります。
営業員に搾取されないためにはリテラシーを高くするか、対面契約をなるべく避けて契約するほうが無難です。
③ネット契約や信頼できる代理店は自分の意思で契約できる
対面契約ではなくネット契約であれば、一呼吸おいて契約することができます。
不安なところがあればもう一度調べることもできますし、自分の中で納得いく状態で契約ができるというのがメリットです。
知識に自信がない人は、なるべく対面契約を避けることを検討してみましょう。
ネット申し込みもいいですが僕が最もオススメしている契約方法は、信頼できる保険代理店を見つけることです。
理由は保険代理店は複数の会社から保険商品を選んで契約できるから。
例えば、あなたがA社だけで契約しようとする場合、営業員はA社の商品の中でしか設計してくれません。
どの保険会社にも得意・不得意のジャンルがありますのでこの状態はオススメしません。
でも、保険代理店であれば、A社・B社・C社の商品を分けて契約することも可能です。僕はこの方法で契約することを勧めています。
僕の保険も、全て信頼できる保険代理店と営業員に契約してもらったものです。
その営業員は忙しいのにも関わらず何時間も相談にのってくれました。
保険の見直しをしてもらい、月1万円以上保険料を削減することができました。
優秀な営業員を見つけることができれば、あなたのライフプランを劇的に改善してくれます。
ぜひ時間をかけて探してみてください。
■まとめ【保険は自分が必要だと感じること】
今回は保険の正しい選び方と注意点の話でした。
一度まとめます。
まとめ
・保険を4種類に分ける
・4つの保険が必要かどうか選択する
・月々の支払額が1万円代になっているか確認する
・対面契約はあなたのリテラシーが高くないときつい
・ネット申し込みか優秀な代理店を見つけるのが〇
・複数社の商品を取り扱っている代理店がオススメ
最後に、僕が推奨している保険の入り方を紹介します。
みよきょーのオススメ
①医療保険→加入(終身医療保険)
②がん保険→加入(終身がん保険)
③死亡保険→加入(収入保障保険年金型)
④介護保険→未加入
結論ですが、あなたに合う保険商品はあなたが決断することが重要です。
ネットでこの保険は必要だ不要だという議論が連日あります。でも、結局決めるのはあなたです。
あなたが意味があると思って入った保険であれば、ネットで必要ないと言われようが関係ありません。(ただし、絶対入ってはダメな保険もあるので注意してくださいね。)
この記事を読んで参考にできるところがあれば、ぜひ今日から実践してみてください。
今日はここまで。