
福利厚生もよさそうだし、働きやすい環境です。働こうか迷っています。
この悩みにお答えします。
この記事を読んでほしい人
・生命保険会社で働かないかと勧誘された人
・生命保険会社で働こうか悩んでいる人
本記事の内容
・あなたが働いてはいけない保険会社の5つの特徴
・保険会社のほとんどはなぜ働きにくい環境になるのか?
・【まとめ】働いてはいけない保険会社の特徴を学び、あなたにあった職場を探そう
本記事の信頼性
自己紹介
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
副業で家計相談のコンサルをおこなっており、実際に報酬を貰っています。
副業ブロガーとして、ブログ運営を開始しました。(2020年4月スタート)
年に1回ぐらい生命保険会社の人から働かない?という勧誘を受けたことはありませんか?結構ある人が多いと思います。
でも、ほとんどの保険会社は、働き方の考え方や体制が古く、あなたに合わないかもしれません。
今回は、あなたが働いてはいけない保険会社の5つの特徴を分かりやすく解説します。

もくじ
働くことをおすすめしない保険会社の5つの特徴【結論は体育会系】
働くことをおすすめしない保険会社の5つの特徴はこちら。
おすすめしない5つの特徴
①会議が長い
②昼休みに営業に行く
③飛び込み営業がある
④イベント毎に粗品を送らないといけない
⑤直行・直帰できない
結論、保険会社は、昔ながらの風習が残っている体育会系の会社が多いです。
①会議が長い
保険会社の中には、午前中のほとんどを会議に費やしているところがあります。
内容も会議と呼べるものではなく、ただの世間話になっていることが多い。はっきりいって時間がもったいないですね。
保険会社の会議は、こんなお客さんがいただとか、ただの共有しているだけの井戸端会議になってしまいがちです。
あなたが働く前に、会社の会議状況は確認しておいたほうがいいでしょう。
働く前に確認すること
・会議は強制なのか?
・会議は毎日あるのか?
・どれぐらいの時間会議しているのか?
そもそも個人で契約をとってくることが仕事の保険外交員に、長時間の会議は必要ありません。
病院のカンファレンスじゃないんだから、顧客の細かい情報を全員に共有しなくてもいいですよね。
もし午前中の会議を極力削って、出勤と同時に営業を開始できれば、もっと効率よく契約がとれるはずです。保険会社の多くは午前中の使い方がうまくありません。
そもそも会議は、決定していくことが大事です。ただ井戸端会議をするところではありません。
僕が思う理想の会議はこちら。
理想の会議の特徴
・自分がやりたい企画をみんなに意思決定してもらう場
・長くても30分で終わる
・強制した会議はしない。やりたいときに集まってもらう
これができていないと、あまり会議としては意味がありません。
近年大手企業の会議効率化は、どんどん進んでいます。
Appleの会議はイノベーションの場です。会議の参加者には、議論を戦わせて全員で力を合わせてブレイクスルーを達成することが求められます。会議を単なる顔合わせやコミュニケーションの場とすることは許されません。
引用元:Light Works BLOG
でも残念ながら、大手保険会社は会議の質が上がっていません。無駄な会議はストレスが増える原因になります。

②昼休みに営業に行く
会社の昼休みにビラとかお菓子を配りに来ている営業員を見かけますよね。これは僕が最もおすすめしない営業方法です。
会社の昼休みって、社員原則休みたくないですか?正直ここで営業かけられたくないですよね。
そこで保険の営業をするわけでなく、ただお菓子を配ったりビラを配るだけで終わる意味のない営業。渡す方も受け取る方も時間の無駄です。
ビラはとくにひどいです。別に保険の資料でもなく、内容がクロスワードパズルや手洗いをしようという時事ネタだったりします。そもそも見ずにメモ帳行です。
これだったらメルマガにでも登録して、メールやLINEに送ってもらったほうが僕なら確実に見ます。
昼休みの営業は、会社の人に嫌な顔をされることが多いし、メンタル的にきついです。
契約できる確率がほぼなくてストレスがたまる。会社に行くのも時間がかかるわけなので、ただたしんどいだけですよね。
会社によっては、昼休みの営業がないところもあるので、入社する前に確認しておくのがいいでしょう。
ビラやお菓子を配りに来ているだけの営業がある会社は、注意してください。
③飛び込み営業がある
自宅の飛び込み営業をする保険会社は減りましたが、まだまだ企業への飛び込み営業をしてくる保険会社は多いです。
飛び込み営業が基本的な営業方針である保険会社はおすすめしません。
今は飛び込み営業をしなくても、Web配信での勧誘や、紹介などで、効率的にアポイントメントをとることができる方法があります。こういった会社を選んでいくのがいいですね。
そもそも今の時代、本当に飛び込み営業が効果的で必要なのかどうかさえ疑問です。営業にいくにしても車で時間をかけて現地に行くわけだし、どうしても時間がかかりますよね。
なにより飛び込み営業をすることがすでに精神的にきついですよね。
基本的に門前払いされるのが当たり前なので僕だったら無理です。精神崩壊です。飛び込み営業が合わない人はまずその会社ではもたないでしょう。
生命保険会社の中には、「まずは断られるのに慣れようね。」という指導をしてくるところもあります。よく分からないですよね。
保険営業の正しい流れは、お客さんが購入したいタイミングに、いい商品やライフプランを提案することです。
なぜなら今はネットが普及していて、お客さんが自分で調べることができるからですね。お客様さんが自ら行動する時代になりました。
飛び込み営業をしてもそもそも契約するタイミングが違うので、契約までいくことはほぼないでしょう。
飛び込み営業こそが、売上アップの近道だと考えている保険会社は注意しましょう。
今と昔は違うので、オンライン相談など、もっと効率よく契約をとる方法があります。そういう会社を探していくといいですね。

④イベント毎に粗品を贈らないといけない
これは外資系の保険会社は少ないですが、漢字系の保険会社にはまだまだ多い習慣です。
具体的にはこちら。
イベントごとに営業をかける例
・お歳暮
・お中元
・暑中見舞い
・年賀状
年賀状はまだいいですが、あなたは営業員からのお歳暮やお中元って、必要だと思いますか?
もらって嬉しいなと思うかもしれませんが、もらったからといって、ここの保険会社は最高だ!また契約してみようとは思わないですよね。
この粗品を贈る謎のイベントが、まだまだ残っている会社がたくさんあります。
しかも残念なことに、この費用は全部自分持ちです。自分の稼ぎが減るのは嫌ですよね。自分の稼ぎはできるだけ多く手元に残したいはずです。
会社員だったら会社の経費にできるものが全て自腹になるわけだから収入に大きな差がでてきます。
上司の中には「これは経費になるから後から確定申告で全額還ってくるよ」という人がいますが、それは大間違いです。
確かに費用として計上できますが、自腹を切ってキャッシュは減っています、払ったお金が、全額確定申告で落ちているわけではありません。
本来お歳暮やお中元は、強制ではなく、渡したい人に渡すべきです。具体的には太客とかお世話になった人などですね。
お客さん全員に贈っていてはきりがありません。粗品を送るという、昔からの風習がまだ残っている保険会社は注意しましょう。
⑤直行・直帰できない
びっくりですが、いまだに直行・直帰ができない保険会社があります。今後改善される可能性がありますが、今のところはそうなっています。
特に目的もないのに会社に行って、帰るときも1回会社に戻ってこないといけないのは、明らかに効率が悪いです。
直行はまだ許せるとしても、直帰できないのはよく分からないしめんどうですよね。
子育てママだと、料理の支度とか子供の送り迎えとかあるのに、ここ変な時間をとられてその後がしんどいです。
保険営業はガソリン代も原則自己負担です。営業に行くだけでもガソリン代がかかるのに、会社に戻らないといけないのはさらに負担が大きいでしょう。
直行・直帰が原則強制されている保険会社は注意しましょう。勤怠については必ず確認したほうがいいですよ。
選ぶのであれば、こういう保険会社がおすすめです。
選ぶべき保険会社
・直行・直帰ができる
・Webシステムで勤怠管理をしている

保険会社のほとんどがなぜ働きにくい環境になるのか?【結論人数が多すぎる】
こう見てみると、保険会社は、昔の習慣が多すぎて、なかなか近代的な働き方が導入できていません。
昔からの仕組みが働きにくい環境にしていることを気づくべきです。
ではなぜ、保険会社のほとんどが働きにくい環境になっていくのか?結論はこうです。
働き方が進まないのはなぜか
・人数が多すぎてプロフェッショナル化が進まない
・新しい働き方ができる準備ができていない
・儲かるから改革ができない【使い捨て駒と言われてもしかたない】
人数が多すぎてプロフェッショナル化が進まない
大手保険会社は営業人数が多すぎます。営業員の数が1万人を超えているところもあり、中には5万人以上抱えている会社もあります。
これだけの人数を抱えるメリットは、販路が増えて誰かしら契約をとってくるので、契約数が相対的に増えることです。
でも、僕はお客様が満足する質の高い保険商品を提案したいのであれば、このシステムはおすすめしません。
なぜなら人数が多くなりすぎると、どうしても営業員の質を上げることが難しくなるからですね。
会社が抱える人数が多くなると、こういったことが起こります。
人数が多くなると起こること
・教育の水準が均一化されてしまう
・専門的な知識は後回しになるか独学になる
・商品知識よりは契約方法や営業の流れを叩き込まれる
今の学校のように、ある程度平準化された教育を受けさせられるので、専門性の高い営業員が育ちにくくなります。
これは人数が多いから、しかたがないといえばしかたがないです。なぜかというと、全員にプロフェッショナルな教育を受けさせることはできないから。
そであるなら、最低限外営業にいけるくらいのスキルを身につけてもらってさっさと稼ぎに行ってもらうほうが会社は効率がいいんですね。
実際、僕の会社に営業にきている営業の人も、そこまで保険に詳しくない印象を受ける人は結構います。

新しい働き方ができる準備ができていない
これもさっきと同じで、人数が多すぎるから、保険会社は進んでいません。直行・直帰ができない会社があるのもこれが原因です。
明らかにWeb勤怠管理のほうが効率がいいのに、システムが数万人の社員の勤怠を把握するキャパがまだ備わってないんですね。
だから、アナログな方法で会社にきてもらってサインする方法になります。
でも、これが人数の少ない会社だと、新しい仕組みを導入しやすくなります。
スピード感と柔軟性ある会社は、今後生きていくための必須条件といってもいいでしょう。人数が多すぎることによって、会社の仕組みがまだ古いところは残念ながら結構あります。
入社前にどういうことをしているか確認していったほうがいいですね。
儲かるから改革ができない【使い捨て駒と言われてもしかたない】
ではなぜ、ここまで保険会社の働き方が変わっていないか?
結論、今の体制でも全然利益がでているから、変える意味があまりないからですね。
保険会社の収入源は僕たちの保険料です。つまり1度契約すれば、安定して収入が入ってきます。
今回のコロナウイルスによる自粛中の状態でも、保険会社の破綻リスクはほぼない状態でした。
社員を自粛させ、給与保障することも可能。大手保険会社のキャッシュフローの潤沢さには驚きです。
となると保険会社としては、契約をとってきてくれる営業こそ重要です。なるべくの人数を営業員として多く囲いこんで、優秀な営業員に残ってもらうほうが効率がいいんです。
繰り返しになりますが、今でも余裕で儲かってるから、仕組みが変わらない。そのために人を多く招き入れるのが保険会社の姿です。
決して悪いことではないし間違ったことをしているわけではないですが、数打てばあたるだろうという思惑は強いです。人によっては使い捨ての駒と思われてもしかたがない雇用体系です。
保険営業員が1年以内で退職する確率が高いのは、この辺りが影響しているのでしょう。あなたもこの辺りは覚悟して働きましょう。
【まとめ】働いてはいけない保険会社の特徴を学び、あなたにあった職場を探そう
今回は絶対に働くことをおすすめしない保険会社の5つの特徴と、なぜ保険会社は効率のいい働き方が進まないのか?という話でした。
1度まとめます
、まとめ
■働くことをおすすめしない保険会社の5つの特徴
①会議が長い
②昼休みに営業に行く
③飛び込み営業がある
④イベント毎に粗品を送らないといけない
⑤直帰できない
■保険会社のほとんどはなぜ働きにくい環境になるのか?【結論人数が多すぎる】
人数が多すぎてプロフェッショナル化が進まない
新しい働き方ができる準備ができていない
儲かるから改革ができない【使い捨て駒と言われてもしかたない】
今回の5つにあてはまる会社に入る予定であれば注意が必要です。
仕事の楽しさを見つけることが難しくなり、長く働けることができないかもしれません。
今回の話は、実際に僕がヒヤリングを重ねた結果に所感を追加しています。この情報はあくまで参考にして、自分で決断してくださいね。
今回、保険会社の昔ながらの古い働き方をおすすめしてませんが、保険会社の福利厚生は抜群に良いです。
有休もとりやすいので、子育てママにはベストな職場になっている人もいます。
この辺りもあなたの家庭環境を考え、あなたにあった職場を探していってください。
保険会社に入ろうとしている人は、会社独自の働き方の仕組みがあるので、この仕組みが自分には合うな、合わないなというのを、入社前に必ず確認してくださいね。
充実した働き方は、あなたの人生を豊かにします。せっかくならそういう職場で働きましょう。
今回はここまで