
でも正直自分に合っている保険ではなかったです。解約したいのですが、気まずくなりそうです。どうしたらいいですか?
この悩みにお答えします。
この記事を読んでほしい人
・身内の保険に加入した人
・身内の保険を解約したいと思っている人
本記事の内容
・付き合いで保険に入ってしまったときの正しい解約方法
・付き合いで保険に入ってしまったときの注意点
・【まとめ】付き合いで入ってしまった保険は勉強料だと思い、2年間は付き合ってあげよう
本記事の信頼性
自己紹介
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
副業で家計相談のコンサルをおこなっており、実際に報酬を貰っています。
副業ブロガーとして、ブログ運営を開始しました。(2020年4月スタート)
親族や友人が保険外交員をやっていて、保険の勧誘を受けて入ってしまったということありますよね。
でも、実際入ったものの、あまり自分に合わなかった保険だったということも多いと思います。
今回は、身内や友人に勧誘されて契約した保険を正しく解約する方法を解説します。

もくじ
付き合いで保険に入ってしまったときの正しい解約方法
付き合いで保険に入ってしまった時の正しい解約方法はこちら。
正しい解約方法
・2年間は解約しない
・契約前に付き合いで契約するということを伝えておく
・勝手に解約しない
2年間は解約しない
1度契約してしまった保険は、2年間は解約しないようにしましょう。
なぜなら、2年以内に解約した場合は、契約した保険外交員にペナルティが発生するからです。
具体的にはこういうペナルティが発生します。
保険会社の2年以内解約ペナルティ
・金銭的なペナルティを受け、収入が減額される
・営業成績におけるペナルティを受け、次の査定に影響する
早期解約は営業員の資質やスキルを問われるため、ペナルティがきつくなります。収入が減るのは結構大変です。
つまり契約しても2年以内に解約されてしまうと、保険外交員は嫌がります。
解約しようとした時に「2年だけお願い!」と言われたことがある人はいませんか?こういう背景があるからなんですね。
付き合いで保険に入るのは身内や友人からの勧誘です。早期解約をすると、今後決まずくなったり、トラブルの原因となる可能性があります。
これが契約して2年以上たつと、保険外交員側のペナルティは一切なくなるので安心です。解約しても全然問題ないので、すぐに解約申請してくださいね。
1度入ってしまった保険は身内や友人のことを思って、2年は入ってあげるのがトラブルを避けるいい方法です。
【補足】クーリングオフ期間内であれば解約してもOK
クーリングオフ制度は契約をしてから8日間のうち契約をした会社に書面で申し出れば解約できる制度です。もちろん生命保険も商品なので、使用可能です。
クーリングオフはいわゆる、本契約の前の状態なので、まだ正式に契約が完了している状態ではありません。消費者(契約者)を保護する制度なんです。
クーリングオフを使えば、保険外交員のペナルティは関係ないので、契約したら必ず自分の保険を確認して、合わない保険であれば即伝えましょう。

契約前に付き合いで契約するということを伝えておく
あまり保険に入ることに乗り気ではないけど、付き合い契約するときは、事前に付き合いで契約するよと伝えておきましょう。
そうすると、保険外交員側も納得してくれるし、2年後に解約しやすくなります。
具体的にはこういう風に伝えておくといいです。
事前に伝えておくこと
・あなたが勧めてきた保険だから加入すると伝える
・もし退職した場合はすぐ解約するから教えてと伝える
・2年たったらすぐ解約する可能性が高いと伝える
こうやって事前に伝えておくと、後から円滑に解約手続きができるようになります。
保険外交員も2年ペナルティがなければ説得はしてこないでしょう。2年たったら保険の見直しをするのは基本ですからね。
こうやって事前に付き合いで契約すると伝えておくことはおすすめです。
勝手に解約しない
保険の解約は、担当の保険外交員を通してでもWeb解約でも可能です。
でも、付き合いで入っている保険を解約する場合は、できるだけ担当者を通して解約しましょう。
なぜなら、勝手に解約された場合は、身内・友人だと今後気まずくなる可能性があるからですね。担当の保険外交員と親しくない場合は、Webからの解約でも問題ないです。

解約はWebでもできますが、なるべく担当の保険外交員を通して行うほうが、スムーズに進みます。
担当の保険外交員が知らない範囲で解約されると、バタつかせてしまうし、後から理由を確認されたりする可能性があります。
身内、近しい友人であれば今後も保険以外の付き合いがあります。
そこで決まずくならないためにも、しっかりと解約することを伝えて、お互いが納得した上で、解約手続きを行いましょう。
繰り返しになりますが、2年以降の解約は保険外交員はダメージがありません。
そこは気を使わずに、自分に必要な保険だと感じなかった場合は、積極的に保険解約をしていきましょう。
付き合いで保険に入ってしまったときの注意点
ここまでは付き合いで保険に入ってしまった時の解約方法を解説してきました。
ここからは付き合いで保険入ってしまった時の注意点を解説します。基本的に、解約に負い目を感じる必要は一切ないですよ。
解約しないと保険は家計を圧迫するので注意
あなたにとって必要ない保険は、どんどん解約していきましょう。
なぜなら、必要ない保険で保険料をとられているのは家計を圧迫するし、もったいないからですね。
例えば月1万円の保険料をずっと支払っていた場合、解約しないと年間12万円の支払いになります。
12万円あれば、家計管理でこれだけのことができます。
12万円あればできること
・通信費の支払い
・水道光熱費の支払い
・特別費の計上
・子供の習い事
これだけのことができれば、かなり家計を助けてくれますよね。
付き合いで入った保険だからといって、2年以上加入しておく意味は全くありませんよ。
保険に加入してから、ライフサイクルの変化によって、必要ではなくなる保険もたくさんあります。
年収が上がったり、サラリーマンからフリーランスになって働き方が変わるだけでも、保険の内容はガラっと変わります。
なので、保険を解約して新しい保険に入ることは当たり前のことだし、全然起こることです。
あなたの周りで1番大切なのは家族です。
家族の家計を守るがあなたの役目ですので、意味のない保険にずっと入ってて家計を圧迫し続ける状態だけはやめましょう。

解約は契約者の権利。負い目を感じないこと
たまにこういう人がいます。

後でモメたくないから、そうなりそうならずっと今の保険に入ってる方がいい
これは絶対にやめたほうがいいし、気にしなくて大丈夫です。
理由は、契約を解約することができるのは契約者の権利であるから。解約することに負い目を感じることはまったくないですよ。
先ほども言いましたが、月1万円の保険に加入していた場合、年間12万円の支払いになり、10年で120万円までふくらみます。
120万円あれば中古車が買えます。かなりの額になるので放置しておくのは家計管理を放棄しているのと同じです。
解約するのがどうしても苦手な人も、ここは頑張ってみましょう。
何度も言っていることですが、2年たった保険の解約は、ペナルティがないため保険外交員の人はなんとも思っていません。
あなたが思っている以上にあっさり解約手続き出来してくれるので安心してくださいね。
繰り返しですが、解約は契約者の権利なので、解約することに負い目を感じず、あなたに必要ない保険だと感じたら、どんどん解約していきましょう。
【まとめ】付き合いで入ってしまった保険は勉強料だと思い、2年間は付き合ってあげよう
今回は付き合いで保険に入ってしまったときの正しい解約方法と注意点という話でした。
1度まとめます。
まとめ
・身内や友人から契約した正しい保険の解約方法は2年たってから解約すること
・事前に付き合いで入ると伝えておけばお互い納得感がある
・解約は契約者の権利なので負い目を感じないようにすること
今回は身内、・友人からの保険契約は、保険外交員がペナルティを受けない2年は入ってあげましょうという話を進めてきました。
中にはそんなの関係ない。必要なければすぐに解約するべきという人もいるでしょう。
その意見も間違ってはいませんが、僕は身内や友人の関係を良好に保つことも大切だと思います。
これはお金以上に大切なところです。付き合いで入った礼儀として、保険外交員がペナルティを受けない2年は加入してあげるのがいいですね。
保険は2年入れば解約してもいいということを、知らなかった人も多かったのではないでしょうか?
もし、付き合いで入った保険が2年以上たっていて、必要なければ、解約することを検討してみてくださいね。
結局は、家計を守るために保険を見直しします。必要ない保険の支出はよくありませんよ。
あなたの家計はあなたが守っていきましょう。
今回はここまで。