
・クレジットカードを使うと家計が把握しにくい
この悩みにお答えします。
この記事を読んでほしい人
・完全現金派の人
・クレジットカードの家計管理が難しい人
本記事の内容
■家計管理でクレジットカードの使いすぎは危険
・後払いは財布の紐が緩くなる【確実です】
・家計管理は企業会計と逆の動きをする
■クレジットカード払いがOKなケースを紹介
・必要費をクレジット払いにするとポイントが貯まる【現金派は検討】
・クレジットカードで買い物をしたときの効果的家計管理法
■現金とクレジットカードを上手に利用できるとお金が貯まる
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
大手副業サイトで家計相談の出店をし、コンサルタント業務を行い報酬を貰っています。
過去に30件以上の家計相談を解決した実績があります。
今回は家計管理におけるクレジットカードの使い方や、考え方を紹介します。
さぁどうぞ!
もくじ
家計管理でクレジットカードの使いすぎは危険
結論ですが、家計管理でクレジットカードの使いすぎは危険です。
クレジットカード払い中心の人は見直しをおこないましょう
①後払いは財布の紐が緩くなる【確実です】
クレジットカードは支払が後払いになる分、財布の紐が緩くなってしまいます。
僕が家計相談を受けるときは、クレジットカードの乱用は控えるよう提案しています。
また、お互いのクレジットカードの使い方やルールを確認して見直しをさせています。
クレジットカードの危険性
・後払いは財布の紐がどうしても緩くなる
・パートナーが何を買ったかが分かりにくくなる
・現金のように残金が見えなく、節約する状態を作りにくい
節約環境がない状態を作ってしまうクレジットカードは、家計管理にはあまり適していません。
また、家計管理で重要であるパートナーが何にお金を使ったか把握するのも難しくなります。
以前記事にしましたが、お金を貯めるには、自分の収支と資産状況を把握していることが重要です。
-
-
お金が貯まる人の考え方と特徴を知ろう【意識を変えること】
続きを見る
クレジットカードを乱用してしまうと、この収支状態を把握するのが難しくなってしまいます。
例えばあなたの財布の中が今1,000円しかない場合、1,000円で何とかしようと工夫するはずです。
クレジットカードだとこの節約するマインドが排除されてしまうので注意が必要です。
②家計管理は企業会計と逆の動きをする
家計管理の中でクレジットカード払いのような後払いが増えると、借金をする可能性が高くなります。
可能性が高くなる理由
・家計管理ではみんな借金をしたくない
・後払いになると「この日に何円引き落とされる」というキャッシュフローの管理が必要になる
・キャッシュフローの管理を見誤り、残高が無くなり借金するリスクが上がる
極端にいえば、今手元にあるお金で生活できれば100%借金しません。
借金をするときはお金がなくなったときだけです。
次に覚えておいてほしいのが、家計簿と企業会計ではお金の考え方が間逆になることを覚えておいてください。
家計と企業会計の違い
・家計は支払いが早い方が安定する(借金をするマインドがないから)
・企業会計は支払いが遅いほうが安定する(借金をするマインドがあるから)
現在の日本企業で借金をしていないところはほとんどありません。
つまり企業は借金をするマインドがあるということです。
企業会計はキャッシュフローを安定させるために、取引先へ支払を遅くする施策を行います。
売上によって、銀行から資金調達することも可能です。
入金を早くして、支払を遅くすれば会社はそうそう倒産しないという考え方ですね。
逆に家計管理は原則借金をしたくないというマインドが強くなります。
このことから、クレジットカードを乱用する家計は危ないことが分かります。
クレジットカード支払がOKなケースを紹介【結論必要費です】
クレジットカードは使い方によっては家計管理を手助けしてくれます。
結論、必要費をクレジットカード払いにすればOKです。
完全現金派の人はぜひ参考にしてください。
①必要費をクレジット払いにするとよりお金が貯まる【完全現金派は必読】
結論、必要費をクレジットカード払いにするとよりお得に生活できます。
これが家計管理でのクレジットカードの正しい使用方法です。
クレジットカード払いOKな費目
・家賃・住宅ローン
・水道光熱費
・通信費
・生命保険料
・駐車場代
・ガソリンなど車費
・税金
理由はクレジットカード払いにすると、ポイントが還元されるからです。
必要費を全てポイント還元できると大きな収入になります。
先ほどの必要費を夫婦2人暮らしの平均支出額としてシミュレーションしてみます。
クレジットカード払いOKな費目
・家賃・住宅ローン:7万5000円(月額)
・水道光熱費:2万(月額)
・通信費::1万2000円(月額)
・生命保険料:2万(月額)
・駐車場代:1万(月額)
・ガソリンなど車費:1万(月額)
・税金:1万(月額)
--------------------------------------------
合計:15万7000円(月額)
次に年間の獲得ポイントを試算します。
ポイント
15万7000円x12(ヶ月)=188万4000円
188万4000円x1%=18,040円
クレジットカードの還元率を1%とすると、必要費をカードに切り替えるだでも2万近くのポイント還元があります。
ただ必要費を支払っただけで2万円自由に使っていいお金ができたのはかなり嬉しいですよね。
この、クレジットカードで必要費を支払うというのが家計管理において正しい使用方法です。
まだ実践できていないという人はぜひ試してみてください。
②クレジットカードで買い物をしたときの効果的家計管理法

こういった疑問が出てくると思います。
例えば。ネットショップで買い物をするときに、クレジットカードで支払いをするときがあると思います。
こちらを説明していきます。
クレジットカードで買い物をしたときは、同時に現金を他の口座に移しておく
結論ネットショッピング等でクレジットカードを使ったときは、同時にカードと同額の現金を他の口座に移すか、タンス貯金をしてください。
理由は、現状の残高を把握するためです。
具体的な方法として、4月5日にネットショップから楽天カードを使って1万円買い物をしたときをシミュレーションしていましょう。
具体的な方法
①ネットショップで買い物をする(カード払い)
②1万円をATMから引き落とす(なるべくすぐに)
③タンス貯金か、他の口座に移す
④引き落としの1週間前ぐらいに引き落とし口座に戻す
こうすると将来的な残高を今の残高にすることができ、無駄遣いがなくなります。
人はお金がないと節約しようとするので、この状態を作ることが大切です。
僕もクレジットカードで買い物をするときがありますが、この方法で家計管理をしています。
この方法は即効性が高いので、ぜひ試してみてください。
現金とクレジットカードを上手に利用できるとお金が貯まる!
今回はクレジットカードにおける家計管理の方法についてでした。
まとめ
・家計管理でクレジットカードを乱用することは控える
・クレジットカードは必要費のみ使用する
・必要費は年額にすると高額になるのでポイント還元額が大きい
・クレジットカードで買い物をしたときは同じ額を現金で引き落とし、タンス預金しておくと無駄遣いが減る
クレジットカードは便利な分、使い方を間違えると家計を大きく圧迫してしまいます。
大切なのは収支を把握すること、有効に使っていくことです。
今回記事にした内容はクレジットカードの使い方について重要な部分ですので、参考になったと感じた人はぜひ試してみてください。
あなたの家計はあなた自信で守ってください。 よい家計管理を!