
あと、銀行で貯蓄型の保険を提案されたので購入しようと思うのですがどうですか?
この悩みにお答えします。
この記事を読んでほしい人
・銀行で投資信託を買おうか迷っている人
・銀行で保険を購入するか迷っている人
・銀行の金融商品はオススメか知りたい人
本記事の内容
・お金をためるには自分から銀行に近づかないこと!
・お金をためるには銀行ではなく自分で購入すること
・まとめ【銀行は必要な機関だけど、お金を増やす場所ではない】
本記事の信頼性
自己紹介
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
副業で家計相談のコンサルをおこなっており、実際に報酬を貰っています。
副業ブロガーとしてブログを開設しました(2020年4月)
最近銀行で、投資信託や貯蓄型の保険などの金融商品を営業されることがありますよね。
銀行は間違いなく信頼できるので、そのまま金融商品を購入してしまう人も多いのではないでしょうか?
実は、FP(ファイナンシャルプランナー)からすると、銀行で金融商品を購入するのはNGです。
今回は、なぜ銀行で金融商品を買うのをオススメできないか?その理由を分かりやすく説明します。
さぁどうぞ!
もくじ
お金をためるには自分から銀行に近づかないこと!【鉄則です】
結論ですが、銀行で金融商品を購入するのはオススメしません。銀行で金融商品を購入するのは基本的にやめておきましょう。
理由はこちら。
銀行をおすすめしない理由
・銀行に近づいても得することはない
・銀行にはいい金融商品がない
①銀行に近づいても得することがない
結論ですが、銀行に自分から近づいても、得することはなにもありません。
なぜなら銀行に行っても、お金を増やすことがほぼできないからですね。
それはなぜでしょう?銀行の主な収益を確認してみると、分かってきます。
銀行の主な収益
①高額投資の手数料
②借入金の金利(住宅ローンなど)
あなたの周りに、定年になっていきなり投資信託を始めたという人がいませんか?実はあれは、銀行が退職金を狙って営業をかけているんです。
銀行はクレジットカードや口座残高など、顧客の資産状況のほとんど把握しています。だから営業をかけるタイミングがいいんですね。
定年後の退職金を狙って、自分の銀行の投資信託を購入してもらうように営業をかけてきます。
しかも、銀行が紹介する商品は基本的に手数料の高い銀行が儲かりやすい商品を勧めてきます。銀行員も生活がかかってますからね。
お金を持ってる人から手数料をとり、お金のないは住宅ローンなどで利息をとる。これが銀行のビジネスモデルです。

特に最近は金利がほぼゼロの時代。銀行は昔のように金利で儲けることができません。
そういう背景から、銀行も投資信託や保険などの販売を開始販売していかないと成り立たなくなってきているんですね。
もちろん銀行の金融商品でも、お金を増やせる可能性はあります。
でも、金融商品を買うのであればわざわざ銀行で購入する必要はありません。もっと商品が充実していて、手数料の安いところは複数あります。

対面接客での契約は基本こっちが負ける
あともう1つ。対面接客は危険です。相手はプロのセールスマンなので、言葉巧みに販売してきますよ。
僕はお金の知識がない人が、商品を売りたいお金のプロと対面接客になるのが、よくないと思います。
明らかにこちら側の分が悪いですよね。
対面接客になると買う側の部が悪くなる理由はこちらです。
分が悪い理由
・対面は正しい判断ができなくなる
・明らかに売る側のほうが強い
・時間をかけた接客は情が出てくる
高齢者がたまに「若い子が何度も営業にきてくれて、かわいそうだから」と情が出て銀行の投資信託を購入するときがあります。それはよくありません。
なぜなら、自分の資産を守るために、情はなど全く必要ないですよね。これを避けるために銀行に自分からは近づかないようにしましょう。

②銀行にはいい金融商品がない【手数料が高い】
まず覚えてほしいのが、銀行にはいい金融商品がありません。どうしても銀行で買いたいという人は個人向け国債ぐらいでしょうか。
金融商品は自分の資産を増やすために購入します。だったら商品のクオリティは高いほうがいいですよね。
でも、商品のラインナップは証券会社やネット証券と比較すると遥かに劣ります。これはイケハヤさんも指摘していますね。
超基本的なリテラシーとして、金融機関の窓口で売り込まれる金融商品はほぼすべて劣悪である……ということは、学校で教えるべきレベルですね。
ネット証券で低コストインデックスファンド買いましょう。それがわからないならロボアドで。ロボアドは手数料1%ですが、かなりマシです。— イケハヤ@YouTube登録23万人 (@IHayato) August 1, 2019
そもそも銀行には、銀行特有の金融商品があると思っていませんか?実はそんなことないんです。
銀行の商品はオリジナル商品でもなんでもありません。どこでも買える商品だし、もっと安い手数料で買えるところもあります。そうなるとわざわざ銀行で金融商品を買わなくてもいいですよね。
あと、必ず覚えておかなければいけないのが購入先の違いによる手数料の差です。
例えば投資信託なら、3つの手数料があります。
3つの手数料はこちら。
投資信託の手数料
①販売手数料
②運用管理手数料(信託報酬)
③信託財産留保額
この手数料が銀行は、ネット証券より高額です。お金を増やすために投資してるのに、高い手数料をとられるのはもったいないですよね。
例えば、銀行にはこういったひどい商品があります。
銀行の金融商品
・販売手数料が3%
・信託報酬が年率1.5%程度
この利率だと、仮に100万円を投資すると、いきなり3万円の販売手数料をとられ、しかも毎年1,5万円が手数料として消えて行く状態です。
投資信託でいきなり3万円減る状態がどれだけ厳しい状態だということか分かりますか?こんな資産運用は理にかなっていないですよね。
100万円分の投資信託を買って、3万円の手数料を支払ってしまうは、思うツボです。

僕が使用している投資信託はネット証券で購入し、ノーロード(販売手数料が無料)のものです。スタートの手数料ですでに差がでてくるのは驚きですね。
もし銀行から投資の営業を受けた場合は、手数料を必ず確認してください。手数料は可能な限り安い方がいいです。間違って購入しないようにしてくださいね!
お金をためるには銀行ではなく自分で購入すること【大切です】
お金をためるための鉄則があります。それは自分で考え、理解し、自分で購入すること。
自分で金融商品を調べて購入していくと、金融リテラシーが高くなるし、メリットは大きいです。
金融商品は提案されるのものをただ買うのではなく、自分で判断して購入するようにしましょう。
①自分で金融商品を購入していくと手数料が安い【ネット証券】
断言できるのが、自分で金融商品を購入するほうが圧倒的に手数料が安くなります。そのためには銀行ではなく、必ずネット証券を利用するようにしてください。
ではどこで買えばいいか?おすすめするネット証券会社は2つです。
オススメのネット証券はこちら
オススメのネット証券
①SBI証券
②楽天証券
ネット証券をオススメする理由は圧倒的な手数料の安さです。銀行でなくネット証券にするだけで手数料が安くなります。ここが安いだけでお金の増え方がかなり変わります。
さきほども言いましたが、投資信託には3つの手数料があります。
3つの手数料をもう1度整理しましょう。
投資信託の手数料
①販売手数料
②運用管理手数料(信託報酬)
③信託財産留保額
この中でネット証券は販売手数料が無料(ノーロード)のものが多いです。ネット証券はすごいですね。価格競争ではまず勝てないです。
さっきおすすめしたSBI証券と楽天証券だと、1000本以上の投資信託がノーロード(販売手数料が無料)で販売されています。
ではなぜネット証券はノーロードの商品が多いのでしょうか?
理由は銀行のような対面販売ではないため、人件費などの費用を圧倒的に抑えることができるからですね。
対面で買うか買わないかで、手数料1~3%を抑えることができるのであればネット証券を開設しない理由はないです。
こうやって自分で金融商品を購入していくと手数料を安くすることができます。
ネット証券は一見難易度が高いようにみえますが、分かりやすい説明記事も多いし、全く問題ないですよ。

②金融リテラシーを高めると自分で購入できる
お金に関する知識は本当に今後重要になります。そのためにも、金融リテラシーが高まるように勉強していきましょう。
金融リテラシーとはざっくりいうとこういうことです。
金融リテラシーとは?
・お金の知識力
・お金の判断力
金融リテラシーが高い人は、まず銀行で投資信託を購入することはありません。銀行で買うとどういうことが起こるか知っているし、ネット証券で買うほうが得なのも理解しているからです。
逆に金融リテラシーが低いから、銀行で投資信託を購入してしまうんですね。知識がないから、営業の言うことを鵜呑みにしてしまうという悪循環です。
断定しますが、お金の知識がない状態で金融関係の営業員と対等に話すことは不可能です。
金融リテラシーが低い状態だと、営業員に勧められた商品をそのまま購入してしまいます。
金融商品の選択ミスはあなたの家計を崩壊させてしまうリスクがあります。
金融リテラシーを高めることは本当に大切ですね。ではどうやって金融リテラシーを高めていけばいいのでしょう?
金融リテラシーを高める方法はこちら
金融リテラシーを高める方法
・お金に興味をもつ
・お金を好きになる
・経済誌を読む
・ビジネス系の動画配信を見る
・投資を少しずつ始めてみる
この中で自分に興味があることを見つけて少しずつ行動してみましょう。
金融リテラシーが高くなると、お金がたまりやすくなるのでぜひ勉強してください。勉強し始めると、金融商品って変な商品が多いなって気づきますよ。

③銀行は正しく利用する【お金を増やす場所は別】
ここまで、銀行にいい金融商品はない、銀行で金融商品を買うなという話をしてきました。
勘違いしてほしくないのは、銀行を全否定してるわけではありません。僕たちの生活の中で銀行は間違いなく必要です。
もしかすると、将来的に銀行独自のいい金融商品を販売してくるかもしれません。
ただ現在、銀行の金融商品の質は、ネット証券や証券会社と比較しても遥かにに劣ります。あなたがもしお金を増やしたいと思うのであれば、銀行で金融商品を買うのを控えましょう。
僕は銀行だけではなく、証券会社での購入もオススメしていません。今はネット証券が圧倒的に強すぎるんですよね。
しばらくはネット証券1強だと思うので、こちらを使用してきましょう。

【まとめ】自分で判断して行動できるようになろう
今回はお金をためるには自分から銀行に近づかないことが大事という話でした。
1度まとめます。
まとめ
・銀行に自分から近づいてもお金はたまらない
・銀行にいい金融商品はほぼない
・ネット証券から自分で金融商品を購入するのがおすすめ
・金融リテラシーを高めるとお金の判断に間違いがなくなる
結論ですが、お金を増やすには自分で調べて決断していかないとダメだということ。ここが本当に重要ですね。
そのためにはあなた自身が勉強して、金融リテラシーを高めていかなければいけません。
金融リテラシーが高まると、お金の間違った選択や判断をしなくなってくるので、家計を守っていくためにも高めていきましょう。
繰り返しですが、金融商品を買うのであれば、銀行のような対面接客の販売方式よりも、自分のペースで購入できるネット証券のほうがオススメです。
お金を増やすための選択肢に銀行は含めないでくださいね。
今回はここまで