
・持ち家、賃貸は色々な意見があって判断ができない
この悩みにお答えします。
この記事を読んでほしい人
・持ち家にするか、賃貸にするか迷っている人
・持ち家、賃貸は色々な意見があって判断ができない人
・マイホームを買う前の人
本記事の内容
持ち家の正しい買い方は定年までに一括購入
35年ローンは今の時代きつい【リスクすぎる】
住宅ローンは自分が35年休むことなく働けるかだけ考えよう
まとめ
本記事の信頼性
自己紹介
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
副業で家計相談のコンサルタント業務をおこない、実際に報酬を貰っています。
持ち家か?賃貸か?もはや永遠議論テーマになっていて、迷う人は多いですよね。
でも持ち家か賃貸かの議論は、最近になって考え方が変わってきました。キーワードは不安定な将来です。
持ち家か賃貸のどちらがいいかを分かりやすく説明します。
さぁどうぞ!
もくじ
持ち家か賃貸か?正しい買い方は定年までに一括購入
持ち家と賃貸のどちらがいいか?正しい購入方法は定年までに一括購入です。
①持ち家の35年ローンは今の時代きつい【リスクすぎる】
持ち家を買うには、フラット35での35年ローンが一般的です。
でも今の時代、これからの将来を考えると、35年も住宅ローンを払い続けることはきつすぎます。
理由は自分の体調、外部要因など様々な原因で働けなくなるリスクがあるから。
しかもこのリスクを自分でコントロールすることができません。(ウイルスや大災害などの発生は誰にも予測できません。)
予測不能な敵と35年も戦うのはしんどいですよね。
様々なリスクとは
退職のリスク
感染症リスク
災害リスク
鬱などの体調不良
35年の間に上の状態が全く起こらないとは言えないと思います。
働き方も、だいぶ変わってきました。
働き方の変化とは
中小企業が定年まで雇ってくれる保証はない。
大企業も終身雇用は難しいという見解がでている
安定と言われていた鉄道、航空関係の仕事も危ない時代に入ってきた。(安定してる企業の減少)
この状態で35年以上住宅ローンを払い続ける状況は、やはり相当リスクが高いです。
一方賃貸は、グレードアップ・グレードダウンが、持ち家よりも簡単にできます。
グレードアップ・グレードダウンとは
生活が苦しければ家賃が安いところに引っ越して、生活に余裕が出てくれば家賃が高いところに引っ越せばOKです。
流動性があるのが賃貸の大きなメリットです。

という意見あると思いますが。住宅ローンが払えなくなるかもしれないリスクと比べるとまだ賃貸のほうがいいですね。
今の時代、できるだけリスクは減らしておくほうがいいと僕は考えます。
まとめ
住宅ローンは今後35年払い続けるのはきつい
理由はリスクの範囲が広く不確定
賃貸のほうがリスクに備えやすい
②ずっと賃貸では老後の生活がきつい
では、ずっと賃貸のほうがいいのでしょうか?実はそれもオススメできません。
理由は、定年後も住居費をずっと払い続ける状況は、かなりきついからです。
具体的にシミュレートしてみましょう。
シミュレート例
65歳で定年
95歳まで生存
家賃7万5千円の賃貸暮らし
30年x7万5000円x12=2700万円
定年後に家賃だけで2700万円も支払う状態。これは老後生活が相当大変です。
結論、住宅ローンを払う状態も生涯賃貸という選択も、どちらも得策ではないということです。
③【老後まで】一括購入で家をもつのが正解
持ち家もダメ、賃貸もダメ。ではどうすればいいか?
結論、老後までに一括購入で家をもつのが正解です。
理由は2つ。
一括購入がいい理由
①一括払いすることによって住宅ローンのリスクがない
②老後に家賃を払い続けるリスクがない
さきほど言ってたリスクが両方とも解消されますよね。

という意見もあるでしょう。
でも、持ち家を買う時期を遅らせれば案外持ち家もてますよ。ゆっくり買うのが今はいいですね。
持ち家をゆっくり買うのがオススメ
子育てが終わっているので、広い家でなくていい
中古であれば1000万円台での購入も可能
空き家+リフォームであれば低コストで購入できる
広くない家は坪数を抑えることができるので、その分安く家を買うことができます。
中古物件や場所によっては1000万円台で買うことが可能です。
1000万円であれば、退職金や貯蓄を加えると、現実的に購入可能です。
持ち家のローンをあたりまえのように組ませる流れがおかしい【悪い習慣】
日本人は持ち家推奨派が多く、住宅ローンを当たり前のように組んでしまいます。
住宅ローンはお得な制度がたくさんありますが、結局は金利がある借金です。
そのことを理解してください。
①持ち家か賃貸かをネットの試算で決めるのはNG
よくネットや雑誌などで、「持ち家と賃貸のどちらがお得か!」みたいな内容で、試算している記事があります。
ここで危険なのは、ネットで持ち家のほうがいいと書いていたから持ち家にしようとしていないかです。
記事を書いているほうは、退職リスクや自然災害のリスクを全く考えていません。
バーチャルで、年収これぐらいで、昇給があって定年まで働いているというケースで計算しています。
中には住宅メーカーと提携して、持ち家や住宅ローンの記事を書いている人もいるので、うかつに決めてしまうのはオススメしません。
ネットの情報はあくまで参考程度に留めておくべきです。
持ち家はあなたにとって人生最大の買い物ですしね。
②日本人は住宅ローンを甘くみすぎている
では、日本人はなぜ住宅ローンをサっと組んでしまうのでしょうか?
考えられる理由は3つ
住宅ローンを組む理由
①昔から続いている持ち家に対する憧れ
②住宅メーカーの戦略(家賃と同じでマイホームをもてますよ的な)
③子供のため、将来のためという強力なフレーズの先行
マイホームを持つ憧れというのが根強く残っています。
どれぐらいのリスクが自分に発生しそうかをしっかり考えて住宅ローンを組まないと破綻してしまいますよ。
住宅ローンのリスク
体調が悪くなっても35年間払わないとダメ
仕事をやめても35年間払わないとダメ
感染症のせいで売上が激減しても35年間払わないとダメ
自然災害がきて売上が下がってもも35年間払わないとダメ
前までは働き方も安定していたので何とかなりましたが、今の働き方は不安定な状況が続くので、住宅ローンの組みかたも見直してみてください。
③持ち家を持つのが当たり前ではない
今は持ち家が当たり前ではなくなっています。
資産家の人があえて賃貸ということもちらほら。賃貸は全然恥ずかしいことではありません。
僕は持ち家か?賃貸か?という議論が先行してしまい、本質が見えなくなってきているのが問題だと思います。
大事なのは借金をしないこと。ここを忘れてはいけません。
持ち家をもつのであれば一括もしくは、少額のローンに、それが難しいのであれば定年まで賃貸という暮らし方が様々なリスクに対応できる選択ではないでしょうか?
【まとめ】今後の生活で大事なのはリスクを極力避けること!
今回は、持ち家か賃貸かで、1番いい方法は老後までに一括購入するという話でした。
1度まとめます。
まとめ
持ち家の正しい買い方は定年までに一括購入すること
35年ローンは今の時代かなりきつい
ずっと賃貸でも老後の生活がきつい
持ち家を持つのが当たり前ではなくなったので、しっかり貯めてから購入しよう
持ち家か賃貸か?という議論は今後も続くと思いますが、今35年も確実に働くことができる仕事はほとんどありません。
そう考えると、持ち家を35年ローンで組むことは結構リスクではないでしょうか?

以前までの情報に惑わされずに、日々新しい情報をアップデートしていき、人生が狂わないようにしましょう。
今回はここまで。