

でもFP3級って独学で合格できるの?
この悩みにお答えします。
この記事を読んでほしい人
・FP3級をとりたいと思ってる人
・FP3級は独学で合格できるか知りたい人
本記事の内容
・FP3級試験の合格基準、合格率
・FP3級の勉強法
・FP3級に合格するために必要な勉強時間
・【まとめ】効率よく勉強したいのであれば通信教育もあり
本記事の信頼性
自己紹介
この記事を書いている僕は、ファイナンシャルプランナーの資格を所持しています。
副業で家計相談のコンサルをおこなっており、実際に報酬を貰っています。
FP3級は国家資格でありながら合格率が高く、人気の資格ですよね。僕もFP3級を一発合格して、お金や税金の知識を増やすことができました。
FP3級は勉強法さえ間違ってなかったら、ほぼ合格できる試験です。今回は合格までの流れを分かりやすく説明します。
さぁどうぞ!
もくじ
FP3級の合格基準、合格率
FP3級の合格基準、合格率
FP3級試験の合格基準はこちら
FP3級の合格基準
・60%以上の得点で合格
・学科・実技、両方に合格すること
学科と実技2つの試験を60%とることができれば合格です。
FP3級の試験の特徴
・学科・実技どちらもマークシート
・学科・実技の2つの試験は1日でおこなう
・学科試験の問題は60問(つまり1問1点)
・最初の30問は2択、残りの30問は3択
・FP3級の合格率は、学科が70~80%、実技は80~90%ほど
・FP協会ときんざいの2種類があり、どちらかが選ぶ
全てマークシート式の試験なのと、半分は2択式なので、かなりやりやすい試験です。
FP3級の合格率は、学科が70~80%、実技は80~90%ほどです。ほとんどの人が合格してますね。
FP3級試験はFP協会ときんざいの2種類から選択します。個人で受験する人はFP協会が多く、保険会社や企業など集団で受験する場合はきんざいが多いですね。

実技試験ってなに?
実技試験はあなたが想像しているものとは違います。実技試験という名前ですが、試験内容はマークシート式の記述試験です。身体を動かす実技試験ではないので安心してください。
実技試験の特徴
・試験内容は毎回似ている
・読解力は少し必要
・学科試験をしっかり勉強していれば対応できる
・3種類ある内容から1つ選ぶ
実技試験は3種類あって、その中から1つを選択して受験します。試験機関によって受験内容が指定されているので注意してください。
実技試験 | 試験機関 |
個人資産相談業務 | きんざい |
保険顧客資産相談業務 | |
資産設計提案業務 | FP協会 |
FP協会は資産設計提案業務しか受けられないんですね。僕はFP協会から受験したので、資産設計提案業務を受験しました。
FP3級のオススメ勉強法【王道の勉強法で合格できます】
FP3級に合格するためのオススメの勉強方法を紹介します。どんな教材を買えばいいかも教えますね。
FP3級の勉強に使用したテキスト(参考書・問題集)
FP3級の参考書・問題集はたくさん出版されていますが、FP3級で使用するテキストはこちらの2つだけでOKです。
必ず買う教材
・みんなが欲しかった! FPの教科書3級(TAC)
・みんなが欲しかった! FPの問題集3級(TAC)
僕もこの2冊だけで合格しました。試験に必要な内容が全て入っていて非常にいい教材です。
この教材のメリット
・イラストが多くて分かりやすい
・ボリュームがちょうどいい
・試験に合格するための参考書という感じ(いい意味で細かすぎない)
2冊買ってもそこまで高くないので、とりあえずこの2冊だけはそろえてください。
合格するために必要な勉強時間
FP3級の勉強は、1ヶ月前から始めても十分合格できます。でも、確実に合格するためには、試験の2,3ヶ月前から勉強するのがいいでしょう。1ヶ月前だと結構詰め込んで勉強しないといけないのでしんどいと思います。
一般的にFP3級試験の推奨勉強時間は、80〜150時間といわれています。3ヶ月前から始めて、1日1時間勉強を始めると、90時間勉強できるので合格できる可能性が高くなります。
僕は勉強時間よりも質の高い勉強法が重要だと思います。時間はそこまで意識しなくてもいいですね。
100時間勉強しても試験に落ちた人もいます。
調子がいいときは何時間でも勉強していいし、集中して勉強するようにしましょう。
合格するために必要な勉強方法
FP3級に合格するための勉強方法はこちら
合格までの勉強法
①参考書をざっと1回読む
②参考書の巻末問題を解く
③問題集と過去問をひたすら解く
④分からないところは参考書を確認する
特殊な勉強法は一切なし。王道の勉強方法ですね。FP3級の合格はこれで大丈夫です。
①参考書をざっと1回読む
まずは流し読みでいいのでざっと参考書を1回読んでください。 読み流すだけなら1.2日あれば読み終わることができると思います。できるだけ早く読み終わるようにしてください。
内容が全く理解ができていなくても大丈夫です。
参考書をざっと1回読む理由
・自分が受ける試験範囲がわかる
・自分の勉強量が把握できる
・合格できそうか無理そうかなんとなくつかむことができる。
ここでは自分が受ける試験の概要をつかむことが大事です。まずは敵を知るということですね。
気をつける点は1つ、参考書をゆっくり読まないようすることです。
理由は、この段階で参考書を読んでも全く自分の頭には定着していないから。
1週間じっくり参考書を読むよりは、1日でざっと読んですぐ過去問にとりかかったほうが、定着率が圧倒的に高くなります。
内容を定着させるというよりは、試験範囲をつかむつもりで流し読みしましょう。
②問題集の巻末問題を解く
問題集をパラパラと流し読みできたら、問題集の巻末にある基本問題を解いていきましょう。
巻末問題を解く理由
・試験の基本的な問題が分かる
・問題の難易度が大体どんなものか分かる
こんな問題が出るんだと把握することが目的です。
最初はほとんど間違えてもいいし、答えを見ながらでもOKです。とにかくさっさと進めてましょう。
巻末問題もそこまでボリュームが多くないので、これもサクサクやれば1日ぐらいで終わります。
③問題集と過去問をひたすら解く
ここまでやってきたことを整理しましょう。
ここまでの整理
①参考書を流し読みする
②参考書の巻末問題をさっと解く
ここから先はひたすら問題集と過去問を解きましょう。
過去問は無料でダウンロード、印刷できる最強のサイトがあります。ここからダウンロードしてください。
3級FP過去問解説〜ファイナンシャルプランナー資格の過去問を無料解説〜

これでFP3級に合格するために必要はものはすべてそろいましたので1度整理します。
必要なもの
・みんなが欲しかった! FPの教科書3級」
・みんなが欲しかった! FPの問題集3級」
・無料の過去問
これだけそろえてちゃんと勉強すればほぼ合格できます。
FP3級はぶっちゃけアウトプット8.9割で合格できます。インプットは爆速で終わりましょう。
問題を解くテクニック
過去問や問題集の解き方は少しコツがいります。
過去問の正しい解き方はこちら
過去問の正しい解き方
・問題ごとにABCチェックをする
・間違えた問題は参考書に戻って内容を確認する
・スマホで隙間学習をする。
・エビンングハウスの忘却曲線
1ずつ見ていきましょう
問題ごとにABCチェックをする
過去問を解いていると、必ず何回も同じ場所を間違えます。
理由は完全に定着していないからですね。不思議なもので、何度勉強しても同じ箇所を間違えてしまうんです。これをABCチェックして分けていきましょう。
具体的な方法
①過去問を解く
②完全に理解できている問題にA、理解が怪しいが正解だったものにB、間違ったものにCと問題に記入する。
③次回からはBとCだけ解く
④繰り返し
過去問を解くのは結構時間がかかります。にも関わらず、完全に定着しているAの問題を解くの時間のムダです。
よく過去問と問題集は最低3周はしましょうという記事を見かけますが、Aを省略してBとCだけ解いてると何十周もできます。圧倒的に効率がよくなりますよ。
A・B・Cを問題集に記入しますが、鉛筆かボールペンで薄く書くようにしてください。
理由は次回解くときにまた更新していくから。何回も解いていくとAがすごく増えてきますよ。
間違えた問題は、参考書で内容を確認してください。参考書で読むことによって、インプットが早くなります。これが1番効率がいいです。
過去問を解き続けていくと、いつも同じところを間違えているのに気づくと思います。そこから何回も参考書に戻ればだんだん定着してきます。
これを繰り返すと試験までには、参考書の中身がほぼインプットできている状態になるので、合格率はグンと上がりますよ。
スマホで隙間学習をする
先ほど紹介した無料の過去問は、スマホのホーム画面に落とすことができます。
こっちのほうがアプリ取るよりも効率がいいので、隙間時間に過去問を少しずつ解いていきましょう。これができていると合格はほぼ間違いありません。
スマホ学習のメリット
・隙間に勉強ができる
・勉強が習慣化できる
・どこでも勉強ができる
スマホ学習ができれば、勉強時間を大幅に増やすことができます。
隙間学習だけで、1日1時間以上勉強ができるので、必ずやるようにしてください。
エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線という言葉を聞いたことがありますか?
エビングハウスという人が発表した、記憶の定着理論のことです。これを利用した復習術で学習した内容を定着していきましょう。
まず、学習した後24時間以内に10分間の復習をすると、記憶率は100%に戻ります。そして、ここからが素晴らしいのですが、次回の復習は1週間以内に、たった5分すれば記憶がよみがえるのです。そして、次は1か月以内に2~4分復習すれば、また記憶は復活するのです。
引用元:留こみ!
ザックリ言うと、1日後・4日後、7日後・11日後・15日後・20日後に復習すると、脳への定着が早くなるそうです。ぜひ試してみましょう。
【まとめ】効率よく勉強したいのであれば通信教育もあり
今回はFP3級に独学で合格する方法についてでした。
1度まとめます。
まとめ
・FP3級に独学することは可能
・FP3級は2.3ヶ月前から始めると合格率は高い
・そこまで難しい試験ではないので、正しい勉強法でじっくりやろう
結論ですが、FP3級は独学でも余裕で合格可能です。
でも独学がどうしても苦手な人は、通信講座で確実に合格するのも、いい方法ですよ。
通信講座に向いてる人
・独学でやっていくのが不安な人
・ついついサボりがちで独学でやるのが無理だとわかってる人
・より確実に合格したい人
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基本的に資格試験は、一発で合格しないと時間効率が相当悪くなります。また同じ勉強を数ヶ月やらないといけないのは相当きついですよね。
FP3級は独学でも合格可能ですが、独学が不安な方は、より合格率を上げることができる通信講座に切り替えるも手です。
あなたのやりやすい方法で確実に合格していきましょう!
本日はここまで